1950-07-17 第8回国会 衆議院 本会議 第5号 (拍手)すなわち、農業近代化の基礎條件を確立するために、まず五箇年または十箇年の長期計画をもつて、年額五百億以上の国費と、これと同額の低利資金を別途に活用して、原始的な過小農制を打破し、大規模な土地改良、耕地整理、交換分合、災害復旧等、開墾干拓事業を断行するとともに、従来の米麦偏重の自給主義から蛋白、脂肪を含む総合的な栄養食糧に改善するため、適地適作と農家経済の安定を目標として、育種育苗施設の改良、 井上良二